社員メッセージ

自分のアイデアと個性で勝負

当社の仕事はみなさんにとって聞き慣れない、コンクリートの切断や解体を通じて都市創造をサポートする仕事です。コンクリート構造物には寿命がありますから、老朽化したものを補修して延命したり、新しい建物をつくるために解体する必要があります。
決して目立つ仕事ではないですが、駅や道路、橋などの社会インフラに貢献しています。
この仕事のやりがいは、自分の考えやアイデアで勝負できることです。
コンクリート構造物は、作り方は決められた規格や方法があるのですが、当社が手掛けている切断や解体技術には正解がありません。都市部で工事する場合は、騒音や粉塵、時間など様々なことを考慮しなければなりません。人と環境に配慮した企画立案が必要であり、作業機械の選定から手順や工法など、自分たちでベストなプランを考えて実行します。
これまでの経験や実績を参考にしながら、常に改善を目指して最良のアプローチを考えます。また、まったく同じ現場はありませんから、一件一件の案件に対して創意工夫が求められます。このように担当する人間によって、効率面や安全面、コスト面などが変わり、お客様の評価につながります。
自分のアイデアと個性で勝負したい方には、やりがいを感じることのできる仕事です。

自分たちにしかできない仕事

説明会で「世界で唯一、当社にしかできない技術があること」「独自の技術を活かしてなくてはならない作業を行っていること」を知って当社に興味を持ちました。社員数の多い会社ではありませんが、その分自分自身の役割をしっかり認識することができ、会社に与える一人一人の影響も大きくなるため責任ある仕事を任せてもらえる機会も多いのではないかと思ったことが、当社を希望した理由です。最終的には、内定を貰った際社長が、私の両親に挨拶をするため実家に行くと言って下さり、入社してからも自分を含め社員を大切に考えてくれる会社なんだと実感できたことが入社を決める一番の理由になりました。
入社後2年間は工事部に所属し現場に従事しました。現在は営業部に異動し工事部の依頼に対して見積りや必要書類などの作成を行っています。1日中会社で書類の作成を行う日もあれば、現場での打合せや各工事所の会議で外に出ている日もあります。異動したては覚えることがたくさんあり、大変でしたがその分できることが増えることを実感しております。最近では少しずつ担当している現場も増えてきました。無事に工事が終わった時はやはりホッとしますね。今はまだ自分の仕事をこなすことに精一杯ですが、現場で作業する人がスムーズに作業できるように気配りを徹底してできるようになることが目標です。

時代に合わせた取り組みを積極的に

建設業界はまだまだマイナスなイメージを持たれることも多いですが、当社は時代に先駆けた取り組みを行なっています。まずは給与。当社の技術は付加価値が高いため、技術を身につけることに比例して給与も上がります。将来的には年収1000万円も夢ではないと話には聞いていましたが、実際に現在の自分自身を顧みると本当に実現できそうだなと感じています。そして残業時間。建設業は残業が多いイメージでしたが、過酷な残業はありません。また、休みもしっかりと確保されており、プライベートも満喫することができます。そしてなんと2024年には男性社員の育休取得が実現しました。その第一号が私です。会社に育休を取得したい旨を伝えたところ、3ヶ月の育休を取得することができました。出産直後の大変な時期に家族に寄り添えたことは私たち夫婦にとっても大きいものです。私の取得を皮切りに、計4名もの男性社員が育休を取得。時代の流れに合わせ、社員の意見を積極的に取り入れてくれる会社。それが当社の魅力です。

現在私は営業部へ配属され、見積書や必要書類の作成を行なっています。工事部との一番の違いは、予算が数字として見えること。現場で働いていた時はあまり意識していなかったのですが、何億という数字が目に見えることで、工事の捉え方の視野が広がりました。今後は営業部での仕事を身につけることで、営業部の業務である予算組や見積書の作成に加え、工事部で培った技術力を活かし1人でなんでもできるような社員を目指したいです。

五感を使ってチャンスをものに

この仕事の面白みは、ただ作業をするだけでなく頭やあらゆる五感を使う必要があるところです。コンクリートをカットするにはどの切断方法で切るか、どのくらいの大きさで切るか 、どの方向から切るかなど考えることが多々あるのですが、手順が一つ違えば作業スピードや出来栄えに大きく影響が出ます。また、手からの振動や耳から聞こえてくる音の微妙な違いによっても、進め方が変わってきます。この感覚は経験値によるものなので、手の感覚だけで状況がわかるようになった時は成長を感じられます。常に考えながら五感をフルに使うため、ただ単なる力仕事ではない点がこの仕事の魅力です。

当社はいろいろなことを任せてもらえるチャンスがある会社です。私は4年目の時にはじめて現場のリーダーを任せてもらいました。任せられた現場は駅構内の工事。そのため作業時間は終電後から始発までの限られた時間しかありません。最初のうちは始発の時刻を気にするあまり流れが読めず、予定よりも早く作業を切り上げてしまうなど、工期全体を考えられず、その日その日の仕事に必死でした。ですが、 少しずつ流れが掴めるようになり、広い視野で物事を捉えられるようになりました。コンクリートがうまく切断できないなど想定外のトラブルがありましたが、先輩社員がサポートしてくれたおかげもあり、問題なく終えることができました。最初は不安もありましたが、自分自身が現場を統括する立場になり、今まで以上に全体像を把握できるようになったと感じられた瞬間でした。今後は先輩に頼らずとも1人で現場を任せてもらえるように、より一層頑張っていきたいです。

オンリーワンの職人へ

誰にでもできる仕事ではなく、何か特別なことに携わってみたいと思い就職活動を進めていました。そんな時に当社に出会い「超一級マイスター」と聞きなれない職種名が目につきました。その名前に惹かれ、ただ面白そうという印象だけで説明会へ参加したのですが、そこで聞く話は「超一級マイスター」が持つ技術力の凄さでした。「世界で唯一の技術」が いかに社会貢献しているかを知ることができ、私自身もその技術を身につけたいと思い、入社を決めました。

「超一級マイスター」への道は想像していたより大変で、思うようにいかないことも多くしんどいと感じることもあります。ただ、年の近い先輩も多いため、わからないことを聞きやすく、その辺りは想像していた建設業界のイメージとは全く違うものでした。少しずつではありますができることが増えていき、日々成長していると実感できます。また、「壊す」という仕事なので、目に見えて自分の仕事量がわかります。昨日よりも多く穴を開けられたり 、撤去作業ができていると、「今日はできた!」と達成感を得られ、それがまたモチベーションにつながっていきます。まだまだ見習い期間ですが、できることを増やしながら先輩方のようになっていきたいです。